マンションの大規模改修に関するご質問
- マンションの大規模改修とは、どんなことをするのですか?
- 大規模改修という名前の通りマンション全体にわたるのですが、主に「仮設工事」「下地補修工事」「仕上げ工事」という3つの柱になります。いずれも建物の美観を保ち、耐久性を向上させるためのものです。仕上げ工事については建物の劣化を進める浸水を防ぎ、生活環境と建物の資産価値を守るためのものです。
- なぜ、名古屋や東海地区という営業エリアにこだわっているのですか?
- 代表自身が生まれ育った地元であり、都市化の過程で建てられたマンションやビルなどの中に改修時期を迎えているものがとても多く、そのニーズにお応えするためというのが最大の理由です。
- 現場監督の方が社員さんだとお聞きしましたが、社員さんだと何が違うのですか?
- 外注の業者さんに現場監督もお任せするという現場も多く見られますが、やはり自社の社員である方が価値観の共有や指示、伝達の行き違いが少ないため、仕事の質を保つという意味で有効であるという判断からです。「クレームがない」「安心して任せられる」という、よくいただいている評価はこの仕組みがあるのも理由の1つだと思います。
- マンションの大規模改修というのは、だいたいいくらが相場なのですか?
- ずばり、1戸あたり100万円~ 120万円を目安としてお考えください。費用に開きがあるのは、マンションの規模による違いです。戸数の少ないマンションであれば120万円に近くなりますが、100戸以上あるような規模のマンションだと100万円前後、もしくはそれより安くなります。確実に言えることは「120万円を超えることはない」という事実なので、これを目安にしていただければ比較検討もしやすくなると思います。
- 修繕積立金が足りない場合でも改修工事ができると聞きました。これは本当ですか?
- はい、本当です。改修工事の必要性を認識されているのに費用を用意できないという理由で改修工事を先送りにすることで、最も不利益を被るのはそこに住むオーナーの皆さんです。この問題を解決するために、無金利ローンや分割払いという仕組みをご用意しています。
- 当初から積み立ててきたはずなのに、なぜいざ改修工事をするとなると費用が足りなくなるのでしょう?
- マンションの傷みが予想以上だったというケースもありますが、最も多いのは集めている修繕積立金自体が最初から足りないケースです。本来であれば新築分譲時に一定金額を集め、その後は毎月の積み立てによって必要な資金を用意するのですが、時代背景によりマンション販売は初期費用を少しでも安くしなければ売れにくいという事情があったため、最初から十分な修繕積立金が含まれていない物件が目立ちます。まさに「時代が悪い」としか言いようがない事情なので、オチアイはそのための対策として資金面でのサポート体制を確立しました。
- 鉄筋コンクリートの頑丈な建物なのに、なぜビルやマンションは大規模改修が必要になるのですか?
- どれだけ頑丈に作られた建物であっても、劣化を避けることはできません。太陽からの紫外線や雨水は建物の大敵で、これらを浴び続けることによって建物に劣化箇所が生じます。大規模改修では主に、これらのダメージを復元しています。
- マンションの改修工事など、全てを管理会社に任せているのですが費用がとても高額で先に進まなくなってしまいました。何とかなりませんか?
- 管理会社様というのは、名前の通りマンションを日々管理するための会社です。大規模改修となると専門ではないため、グループ会社や関係の深い会社などに委託するケースがほとんどです。そのため委託費用に自社の利益を乗せる必要があり、その分が高くお感じになる理由かも知れません。「どんなに高くても1戸あたり120万円まで」という目安で見積りを検討されてみて、高いとお感じであればご相談ください( なお管理会社へのお願いする場合は安心を買うために費用が高くなります)。
- 大規模修繕工事を行うのに適した時期というのはあるのですか?
- 業界には繁忙期と閑散期があります。繁忙期は9月から12月頃で、全体的に工事費用が高くなります。その一方で6月から8月は閑散期なので総じて工事費用が安くなります。特に時期的なこだわりがないのであれば、閑散期に行うことをおすすめします。
社会福祉施設の大規模改修に関するご質問
- なぜマンションの大規模改修を手掛けている会社が、福祉施設も手掛けるようになったのですか?
- 高齢化社会の進行など、施設数が増えたことによってニーズが高まっているのが最大の理由です。マンションやビルと福祉施設には建物としての共通点も多く、これまでのノウハウを活かせると判断いたしました。
- 福祉施設の改修工事には色々と制約やノウハウが必要になりますが、対応していただけますか?
- はい、もちろん対応しております。福祉施設の施工事例も多く、これまでの施工経験から福祉施設特有の事情を十分理解しております。安心してご相談ください。
- 介護施設の大規模改修というのは、どれくらいの時期に必要となりますか?
- マンションやビルと基本的には変わりませんが、新築後15~ 20年と、その次は15年間隔頃が目安となります。
- 大規模改修の機会に、せっかくなので施設内の使い勝手や安全面を改善したいと思っています。それは可能でしょうか?
- はい、もちろん可能です。大規模改修は機能向上や問題点の改善を行う絶好の機会であると捉えており、オチアイからさまざまなご提案をいたします。